境橋 さかいばし
完成 昭和12年 橋長 112.52米 幅員 6.1米
形式 上路式RCオープンスパンドレルアーチ(開腹扁平アーチ)
烏山町大沢-烏山町旭 路線 県道29号常陸太田那須烏山線
(現・那須烏山市)地図で確認
栃木・烏山町に在る那珂川に架かる橋で,主要地方道常陸太田那須烏山線が通る。戦前に建設されたRC(鉄筋コンクリート)のアーチ橋。この川に架かる橋としては,那珂橋・晩翠橋に次いで3番目に古い。設計者は第一人者である成瀬勝武。戦前のRCで100米越えの橋が現存するのは貴重である。橋脚上にはバルコニーの左右計4ヶ所あり,川の眺めを楽しむ事が出来る。
境橋の歴史:当地に橋が設置されたのは明治30年で,舟を10艘浮かべ鎖で繋いだ舟橋であった。大正9年には永久橋として木製のトラス橋が架かり,昭和12年の現橋に至る。
宇都宮方面
↓那珂川下流方面
大正9年の先代橋の跡
常陸太田・美和方面
↓那珂川下流方面
関連項目
近隣の那珂川に架かる橋:新那珂川橋 大藤橋 大瀬橋 下野大橋 烏山大橋 境橋 興野大橋
戦前に建設された那珂川の橋:初代水府橋 那珂橋 晩翠橋
愛橋全集 那珂川全橋集
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