国道6号・日立バイパス編
                             (旭高架橋〜東滑川町)

 日立市の人口は20万人弱,市内の大動脈である国道6号を中心に南北25kmにわたり市街地・住宅地また工場街が続く。しかし,これだけ都市でありながら市内の国道6号は南部のごく一部を除き片側1車線が永延と続く。このため日立の国道6号の渋滞は酷いものとなっている。潤滑に日立市内を通過するには,料金を払い常磐自動車道を利用するしかない。
 この状態から見ても直轄国道である国道6号日立バイパスは真っ先に整備されてしかるべきであった。海と山に阻まれた土地で工業都市として発展した日立はバイパス建設の為の土地がないのが第一の理由だが,他の都市と比較すると非常に遅れていると言わざるを得ない。
 日立バイパスは,愛称を日立シーサイド―ロードという。文字通り海沿いに通したバイパスである。開通状況は下に記したが,まだ全容は見えてこない。また,海岸線のバイパス建設によって景観の消失などの負の材料もあり,反対意見もある。

 この道の印象としては,バイパスらしく殺風景だが,全体的に海岸を走るので爽快である。また旭高架橋という1000米越えの海上橋はこのバイパスの象徴と呼べるだろう。それから,2か所設けられたロードパークでゆっくり海を眺めるものいい。

個人的には,日立の国道6号はバイパス化されていないところが好き。

   旭高架橋から北上

開通年月日
5 東滑川町 日立市東滑川町 平成13年3月29日 現地地図
4 滑川高架橋 日立市東滑川町 平成13年3月29日 現地地図
3 本宮高架橋 日立市本宮町 平成13年3月29日 現地地図
2 滝の上川高架橋 日立市東町 平成15年5月10日 現地地図
1 旭高架橋 日立市旭町 平成20年3月24日 現地地図


戀情の道

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