佐和下宿 さわしもじゅく
 ひたちなか市佐和  路線 国道6号

 「佐和」はJR常磐線の駅名にあることや佐和高校があることで,名の通った地名だ。こんな由来がある。人が「沸いたり」と唱えると水が湧き上がるというところがあり,その豊かな湧水が沢になり新川を経て真崎浦に注いだ。その沢に由来。佐和には古墳〜奈良・平安期の遺跡が点在している。本当に水は豊かだったのだろう。※真崎浦[マサキウラ]は東海村東端にあった沼で昭和13年に難航しながらも干拓され村内屈指の美田となる。 江戸期に岩城相馬街道がされると早くから宿駅が置かれ栄えた。
 天保年間(1830-1844年)までは「沢」と表記していた。やはり「佐和」と書いた方が風合いが出る。
 補足すると,佐和駅は正式には高場にある。中学校などに使われている「佐野」という地名は,明治大合併の際に佐和と高野[コウヤ]を合成したもの。佐野村は他に田彦・稲田・高場を含んでいる。






「佐和下宿」通称・佐和十文字

変則的に「高萩」の文字が現れる。少し嬉しい。
昔の距離標識は変則的だったなー 小さい時わくわくしながら見てた。あの頃に戻って撮影したいです。非常に・・・・
岩沼・相馬・原町・いわき・北茨城・・逆向いて,松戸・柏・取手・藤代・牛久など色んな所の距離を表示していたなー。個人的なつぶやき。。
↓ こういうの
  土浦市の旧国道6号にて。




























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