2代目銚子大橋 ちょうしおおはし
完成 平成25年3月 橋長 1209.1米
銚子市三軒町-波崎町波崎(現・神栖市) 路線 国道124号
地図で確認
日本一の流域面積を持つ大大河である利根川は,万人の知るところ。その最も下流となれば河川の範疇を越えた川幅とそれいっぱいの水量に圧倒される。そもそも,当地を流れる川が利根川となって莫大な水量を湛えるようになったのは,徳川家康の「利根川東遷事業」によるものである。それ以前は,鬼怒川や霞ヶ浦から流れ込む「常陸川・広川」と呼ぶ川が太平洋に注ぎ,利根川とは別な水系であった。
そんな大大河に隔てられた千葉県側の銚子と茨城県側の波崎に橋が架けられたのは昭和37年。有料道路として開通している。赤い中路式のトラス橋は,当地の象徴として両岸を物流に貢献した。ところが,河口際に架かる当橋は塩害により腐食の進みが早いことから,平成13年に「銚子大橋架け替え検討委員会」を設立。平成17年9月に工事を起工。平成21年3月には,橋梁中央の斜張橋部を旧橋と繋げて暫定開通させた。そして,平成25年3月の全線完成となる。
コンクリート(RC)のツイン主塔が2組ある斜張橋が雄大な利根川に映える。
関連項目:初代銚子大橋
波崎方面
↓ 利根川上流方面
↓県境
↑↓波崎側から
↓ 銚子ポートタワーより
銚子方面
↓ 利根川河口方面