小貝大橋 こかいおおはし
 完成 平成元年  橋長 362.0米
 下妻市下田-明野町中上野
(現・筑西市)  路線 県道131号下妻真壁線
       地図で確認

 下妻市と明野町(現・筑西市)を結ぶ小貝大橋は,文字通り小貝川に架かる橋。この地域一帯の象徴は異口同音で筑波山。当地は,小貝川と筑波山が一番近づく地点で筑波山(男体山)までの距離は8.7キロ。小貝大橋から明野町に向かう前方に,眉目麗しいが姿が迫る。
 筑波山は,女体山(877米)と男体山(871米)のふたつの頂上がある双耳峰であることは,広く知られている。しかし,筑波山の西側の地域から望んだ場合,男体山の北西にある709.7米のピークが姿を見せる。その山は,三角石峰や坊主山と呼ばれているようだ。地図には名前の記載はないが,西側地域では3つ峰の筑波山となる。当地からは,女体山が僅かに見えるものの男体山と三角石峰の双耳の山容。山体崩壊した火山のようにも見える。因みに,筑波山は火山ではない。

明野方面

筑波山と北に伸びる筑波山地
燕山(701米)・加波山(709米)・丸山(576米)・足尾山(627.5米)・きのこ山(527.9米)
筑波山-三角石峰(709.7米)・男体山(871米)・女体山(877米)



これより明野町。現・筑西市



↓ 小貝川上流方面

↓幻想的な靄の筑波山。




愛橋全集 

表紙目的地までが目的地(聡の館)