霞ヶ浦大橋 かすみがうららおおはし
  完成 昭和62年3月  橋長 1015.6米
  玉造町甲-霞ヶ浦町田伏  路線 国道354号

   (現・行方市-かすみがうら市)地図で確認

 霞ヶ浦大橋は,日本で2番目に大きい湖「霞ヶ浦(西浦)」に架かる唯一の橋である。霞ヶ浦には,西浦・北浦・外浪逆浦・常陸利根川の総称の意。また,西浦のみを指す二つの定義があるが,一般的には「西浦」のことを霞ヶ浦と呼ぶ。ここでも,西浦のことを霞ヶ浦と呼ぶ。
 当橋は,霞ヶ浦の高浜入りと呼ばれる石岡方面に伸びた水域の入り口部に架かる。開通当初から茨城県道路公社が管理する霞ヶ浦大橋有料道路であったが,平成17年11月1日より無料化となった。
 橋の東側の玉造町は,霞ヶ浦での鯉の養殖が一大産業で,日本一。西側は,かつて霞ヶ浦の高浜入りと土浦入りに挟まれ半島状になっていたことから,昭和の合併で「出島村」と名付けられていた。その後,町制施工の際,「霞ヶ浦町」となり,平成の大合併期に「かすみがうら市」となった。※玉造町は「行方市」となっている。
 また,玉造側には,平成4年開館の玉造虹の塔,水の科学館,玉のミュージアムの施設を持つ「霞ヶ浦ふれあいランド」があり,平成13年に「道の駅たまつくり」が設置された。中でも高さ60米の虹の塔は,当橋と共に玉造の象徴だ。
 国道345号には,霞ヶ浦(西浦)の兄弟でもある「北浦」に架かる鹿行大橋がある。

土浦・霞ヶ浦町方面











↓ 霞ヶ浦・出島沖方面






























玉造側にあった有料時代の料金所
 平成17年11月1日の無料化に伴い撤去された。普通車 360円であった。







霞ヶ浦町側から見た「霞ヶ浦大橋」


玉造方面







高さ60米の玉造・虹の塔。





















市境







霞ヶ浦 高浜入り。


















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