久慈川橋 くじがわばし
  完成 昭和8年10月(創架年 明治36年) 橋長 100.0米
  大子町北田気-大子町大子字小久慈  路線 大子町道(旧国道118号)

          地図で確認

 昭和8年完成の当橋は,池田橋(昭和4年完成)に次ぐ久慈川の貴重な古橋である。
 この橋は歴史が深い。大子町史通史編下巻によると,初代久慈川橋が架設されたのは明治36年8月27日。渡り舟が活躍していた時代,旧袋田村北田気と大子町小久慈間に久慈川への架橋は無かった。元々この辺りには久慈川に架かる橋は仮橋でしか無かったが,この近辺は川の流れも早く大雨等による出水の場合に激流になる。それにより渡り舟が通行不可になる場合が度々あり,その為早期の橋建設が望まれた。橋長約102米の木製トラス橋として建設された。しかしその後,大正13年の久慈川氾濫で倒壊流出し 昭和8年現代のコンクリートの2代目久慈川橋が完成した。
 昭和48年6月に大子バイパスが開通するまで 大幹線道路 国道118号が通っていた。 
 関連リンク 押川橋北田気

水戸・北田気方面














小久慈方面


↓JR水郡線より撮影

愛橋全集 久慈川全橋集   関連リンク 押川橋北田気


表紙目的地までが目的地(聡の館)