永久橋 えいきゅうばし
完成 昭和11年 橋長 40.4米 形式 上路式RCランガー
水府村中染-水府村天下野 路線 常陸太田市道
(現・常陸太田市)地図で確認
久慈川水系の山田川は,水府村域の中央を南北に貫く。それと並行する主要地方道33号常陸太田大子線が通っていた永久橋は,山田川と水府村を代表する古橋。平成11年に新永久橋が開通し,今では密かに余生を送っている。
鉄筋コンクリート(RC)の上路ランガーと山田川との風景はいつまでも残したいものだ。
昔は,橋を架けることが今ほど容易ではなかった。また,それは地域の象徴的な建造物であった。しかしながら,大水が出ると橋が流されることも頻繁に起きていた。当地の永久橋など,永代橋・万代橋・千代橋・千歳橋という名を付け,橋の末長い存続を願った。山田川下流には「永代橋」がある。
大子・天下野方面
常陸太田・中染方面