元吉田町 もとよしだちょう
  水戸市元吉田町  路線 国道50号

 昭和30年に水戸市になる以前は吉田村吉田と云ったが,合併の際に水戸市吉田と区別するため「元吉田町」と改称した。他にも「元石川町」「元台町」も同じ理由で付けられた。今の住吉町・城南町1〜3・白梅1〜4・中央1〜2の一部は元吉田町だった。水戸市元吉田町と水戸市吉田はもともと同じ吉田村で,明治合併で吉田村吉田と水戸市吉田に分かれた。今の水戸市吉田は大変小さい範囲になっているが,今の宮内町・朝日町・白梅などを含んでいた。
 「吉田」の名は葦[ヨシ]が一面に生えていた低湿地を開いて作った田の意味。飛鳥期から「吉田郷」が見え,現在の水戸市元吉田町を中心とした水戸市東部と比定されている。昔からここは吉田であったのだ。
 また常陸国三社・旧社者で日本武尊を祭神とする「吉田神社」がある。平安初期には日本武尊の信仰が高まると吉田神社の神威が増し,当神社のある吉田郷を中心とした吉田郡が10世紀前半に成立している。後,太閤検地の際に那珂郡と茨城郡に編入された。





 
常磐自動車道道水戸インターまで 約15分



↑↓右が「吉田小学校」



「吉田小南」信号



「水戸工業高校東」信号
右折すると「駅南中央通り」 水戸駅南口まで直通


西へ進む米沢高架橋  国道50号水戸バイパス編

目的地までが目的地(聡の館 別館)に戻る