2代目神宮橋 じんぐうばし
 完成 昭和35年12月  橋長 950.0米
 鹿嶋市大船津-潮来市延方  路線 国道51号

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 茨城県内で「霞ヶ浦(西浦)」に次ぐ大きさを誇る湖「北浦」は南北に25粁と長いのが特徴。その北浦に架かる橋は北から鹿行大橋北浦大橋新神宮橋・神宮橋で現在4橋ある。中でも一番南に位置し,歴史のある「神宮橋」。北浦は,当橋を境に下流側を鰐川と呼ぶ。
 神宮橋の歴史;近隣住民はもとより遠方の人たちからも 北浦への架橋は大正期からの切望だった。しかし,北浦への架橋となると工事も大掛かりとなり予算も嵩む事もあって慎重派も多かった。それでもこの橋は鹿行2郡のみに関らず千葉へ繋がる橋でもあり全県にとっても効果は大きいと説得し県議にて予算を通した。昭和3年9月起工し,翌昭和4年11月に完成した。橋長887米 幅員5.5米 近代科学の粋を集め,当時は日本一長い鉄筋コンクリート橋で注目をあつめた。
 その神宮橋も30年余り時を経て,交通量の激増と自動車の大型化により急速に老朽化が進み,国管轄の国道51号になっていた神宮橋は国予算により2代目神宮橋に架け替えられた。そして現在は,3代目にあたる新神宮橋と共に交通の一線で活躍している。

千葉・潮来方面









↓鰐川方面































潮来側から見る新神宮橋と神宮橋

鹿嶋方面








関連項目
北浦に架かる橋:鹿行大橋 北浦大橋 新神宮橋 神宮橋
国道51号の近隣の橋:宮中高架橋 神宮橋 新神宮橋 夜越川橋 牛堀第一跨道橋 北利根橋 境島橋 
水郷大橋

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