石垣橋 いしがきはし
完成 昭和28年12月 橋長 51.7米
水戸市東台 路線 水戸市道(旧国道51号)
水戸の古くからの街である「上市・下市」。今の国道50号(BPでない方)の水戸駅北口から伸びる宮町・南町・泉町といった街を「上市」,そして国道51号沿いの東台・柳街付近を「下市」と2つの街が古くから水戸の商業を形成してきた。上市は今となっては数階建ての会社の建物や百貨店が建ち並んでいて「上市」という雰囲気ではなく上市とは呼ばれていないが,「下市」は水戸駅から見ると南東部の下市商店街を中心に個人商店が残り庶民的な街で今も下市と呼ばれる。また今は下市の隣に千波湖干拓で生まれた「駅南」という近代的な街が完成しつつある。その水戸駅の南側を流れるのが千波湖と繋がっている「桜川」であるが,その桜川に架かる橋で今となっては最も古い橋が「石垣橋」。
かつて柳堤橋が開通するまでは国道51号であった。一目は新しそうな橋だが,下市と上市を結ぶそれより大規模な街道の由緒のある歴史的な橋であることが伺える。
国道51号・下市方面
常磐線・水戸線・鹿島臨海鉄道を渡る踏み切り。